ボールをしっかりコントロールすることはとても大事です。トラップ(ボールを止める技術)が上手くできないと、プレーが乱れたり、相手に奪われることが多くなります。今回は、トラップの基本と練習方法をわかりやすく紹介します!
1. いろんなトラップの種類
トラップにはいくつか種類がありますが、まずは基本の3つを覚えましょう!
1-1. インサイドトラップ
足の内側(インサイド)を使ってボールを止める方法です。安定感があって、正確にボールをコントロールしやすいので、初心者でもすぐに使えます。
練習方法
- 2人組になり、パスを出し合う。
- 足の内側でやさしくボールを止める。
- ボールが次のプレーに繋がるよう、足元にしっかりコントロール。
1-2. 足裏トラップ
足の裏でボールを止める方法。グラウンドの状態が悪いときや、相手が近くにいるときに使うと効果的です。
練習方法
- 転がってくるボールを足裏で押さえて止める。
- ボールが転がらないようにしっかりコントロール。
- すぐに次の動作(ドリブルやパス)に移る。
1-3. 太ももトラップ
空中からくるボールを太ももで受け止めるトラップ。高いボールを扱うときに便利です。
練習方法
- パートナーにボールを軽く浮かせてパスしてもらう。
- 太ももでやさしくボールを受け止め、地面に落とす。
- すぐに次のプレーに繋げる。
2. トラップを上達させる練習メニュー
トラップの技術を上げるには、繰り返し練習するのが一番!おすすめの練習方法を紹介します。
2-1. 壁当てトレーニング
壁に向かってボールを蹴り、跳ね返ってきたボールをトラップする練習。ひとりでもできるので、自主練にぴったり!
2-2. ワンタッチコントロールゲーム
みんなで円になり、ワンタッチでトラップして次の人にパスするゲーム形式の練習。素早く正確にトラップする力をつけられます。
2-3. ミニゲーム形式の実践練習
実際の試合を意識して、トラップ後の動きを考えながらプレーすることで、実戦でも使えるスキルが身につきます。
3. トラップのコツとポイント
- しっかり姿勢を安定させる:バランスを崩さないように意識しよう。
- 周りをしっかり見る:ボールばかり見ていると、次のプレーが遅れるので、視野を広く!
- ボールの勢いを吸収する:強いボールが来ても、やさしく受け止めると足元に収まりやすい。
4. まとめ
少年サッカーでトラップが上手くなると、試合の流れがスムーズになり、プレーの幅が広がります。インサイドトラップ、足裏トラップ、太ももトラップなど、いろんな方法を練習して、どんな場面でもボールをしっかり止められるようにしましょう。
毎日の練習でトラップの技術を磨けば、試合でも自然にできるようになります。今回紹介した練習を取り入れて、どんどんスキルアップしていきましょう!